ホルモンとは、非常に少量で効果を発揮し、体の状態を一定に保つ作用を持つ物質です。
例えば、「非常に少量」とは、50メートルプールに満たされた水からスプーン一杯をすくい取る程度の量に相当します。それでも、体にとって不可欠な物質である一方で、ホルモンは過不足なく必要な量が求められます。過剰でも不足でも、体の調子が狂ってしまうのです。
甲状腺ホルモンなど、知られている100種類以上のホルモンが存在します。
ホルモンを産生する臓器は内分泌器官と呼ばれ、これには
が含まれます。
内分泌器官から分泌されたホルモンは血液によって運ばれ、「内分泌」というプロセスを通じて目的の臓器に到達し、特定の生理的反応を引き起こします。
健康な人では、ホルモンの分泌量が巧みに調節され、常に一定範囲内に保たれています。ホルモンが不足しているときは、内分泌器官が活発にホルモンを生成し、受け手の臓器に必要な刺激を与えます。逆にホルモンが過剰な場合には、そのホルモンは内分泌器官に対して、さらなるホルモンの生成を抑制するシグナルを送ります。
しかし、何らかの原因でこの微妙なホルモンの分泌調節が狂うことがあります。こうした状態が原因で起こる病気の総称を「内分泌疾患」と言います。
当院は内分泌疾患を専門とする医師がおりますので、気になることがありましたらどうぞお気軽にご相談ください。
ただし内分泌疾患は特殊な検査や治療を必要とする場合も多くあり、必要に応じて精密検査ができる適切な専門医療機関をご紹介いたします。
内分泌・甲状腺疾患とは内分泌疾患とは内分泌器官に生じる疾患です。内分泌疾患にはホルモンの過剰や不足、内分泌腺の腫瘍といった疾患が含まれます。
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